ビリー・アイリッシュ Photo: Chelsea Lauren/Shutterstock
ビリー・アイリッシュが、自分自身、そして世界に対する率直な思いを語っている。
このたび、Vogue誌の企画に登場した歌手のビリー・アイリッシュは、若き気候変動活動家や組織者らと対談。地球の未来について意見を交わした。
この対談では、次の世代への希望や、いま世界でもっとも影響をおよぼしている問題などについて議論されている。
この中で地球のより良い未来のために、自らが果たすべき役割について問われたビリーは、「私は、『私を見て!私が変化をもたらそうとしているの!』なんて見せびらかしながらパレードするようなことはしたくない。変化をもたらしたとしても、それはだまってやりたいの」と、自らの活動を大々的に語るつもりはないとし、「やたらとモノを作って、売るべきではないと思う。いつかはゴミ処理場に捨てられて、ゴミが増えるのだし。それはわかってる。でもだれも服を着るのをやめない。だれもモノを作ることをやめない。だから私は、私ができる限りのことをするの」と続けた。
さらに、自分たちの世代に期待することについて、「同世代の人たちと話をして、これほどたくさんのことに同意できたのは初めてのことだった」とおどろきを見せたビリーは、「私と同じ信念を持ち、とてもかしこい人たちと話すのはとてもワクワクするものだった。みんな、私と同じ年代でいろんなことをやっている人たち。本当に、本当に、本当に希望が持てた」と付け加えている。
また、自分自身との付き合い方について「10代の頃は、自分の体がキライで、バカなこともやってきた。その多くは自分の体に対する怒りからきていて、この体が私にどれだけ痛みを与えたか、この体に起こったことのせいで私がどれほどのものを失い、それに腹を立てたか…何年も、この体が私自身にいやがらせをしているように感じていた」と相当なコンプレックスを抱えていたことを明かしたビリーは、「私は、『この体が私そのものなんだ』っていう考え方を持つようにしなければいけなかった。私を捕まえようとしているものではないんだって」と意識の変化があったことを打ち明けた。