「ジャニーズJr.のYouTubeは確かにすごいんですが、滝沢さんが退社した今となってみると、滝沢さんの功績を今のジャニーズ事務所が掠め取っているようにも見える。このチャンネルが好調なのはやっぱり滝沢さんのおかげでもあるし、SixTONES、Snow Man、なにわ男子、Travis Japanがこのチャンネルから旅立って、メジャーデビューしたのもやはり滝沢さんがいたからこそ。その部分が蔑ろにされているかのように思えて、ちょっと違和感を覚えるのは変なことではないと思います」
そして、滝沢氏が名付け親となったジャニーズJr.内ユニット・IMPACTorsは、ジャニーズJr.チャンネルのメンバーとはなっていない。2022年12月28日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、そのIMPACTorsがメンバー全員でジャニーズ事務所を退所する意向を固めたと報じている。
「紛うことなく“滝沢派”だったIMPACTorsがYouTubeから干されて退所するということは、今YouTubeで活動しているJr.たちは、間違いなく“藤島ジュリー景子派”ということになるでしょう。あれだけ滝沢さんが頑張ってJr.育成に心血を注いだとしても、手柄は結局ジュリー社長のものということ。ジャニーズ事務所の深い闇を感じますね」(同)
YouTubeでの戦略は見事ではあるが、その裏側に“滝沢派”の犠牲があったということだ。滝沢氏とIMPACTorsの面々は、盛り上がるジャニーズJr.の大運動会をどんな気持ちで見ているのだろうか──。