幼い頃に少女漫画に心ときめかせていたという女性も多いでしょう。「壁ドン」を筆頭に、続々と胸キュンしてしまうような少女漫画が出ていますが、少女漫画好きの女性は恋愛できないと言われていることをご存じですか？そんな少女漫画好きの恋愛事情について解説していきます。
いくつになっても少女漫画が大好き！
幼いながらも、思春期を迎えれば少女であろうとも少女漫画に心ときめかせるでしょう。小学生～高校生くらいまで少女漫画を読んでいたという人も多いのではないでしょうか。少女漫画は暇つぶしにもなりますし、手軽にストーリーを楽しめるので何冊読んでも飽きませんよね。
幼少期から少女漫画を読み漁っていた女性たちは今も読むといった人も多いことでしょう。続々と胸キュンしてしまうようなストーリーがしっかりと詰まった少女漫画は、大人になっても定期的に読みたくなるものです。しかし、そんな少女漫画に感化されすぎてしまった女性も少なくありません。
幼い脳に強烈なほどまでにインプットされた胸キュンのストーリーや絵によって、大人になってから「こんな恋愛してみたい」と思い続ける人も多いようです。漫画の世界だと分かっていながら、現実世界にもカッコイイ男性が現れないかと心待ちにしながら生活を送っています。
そんな少女漫画好きの女性は恋愛ができないと言われているのをご存じでしょうか？少女漫画と一体何の関係があるのかと不思議ですが、少女漫画を好きな女性だからこそ、その恋愛事情には気になるものがあります。
少女漫画が好きな理由①登場人物がカッコイイ＆可愛い
少女漫画は漫画の世界だからこそ、絵が綺麗に描かれています。現実社会にいそうなリアルな顔の絵では胸キュンシーンが台無しですよね。しかし、そんな胸キュンシーンをカッコイイ男性や可愛い女性にすることによって、ストーリーがさらに引き立ちます。
ストーリーが綺麗に見られる＆読めるということは少女漫画の世界に引き込むために非常に重要な項目です。しかし、そんなカッコイイ男子や可愛い女子がいることによって、現実社会で生きている女性は自分の顔に自信が持てなくなったり、反対に少女漫画に出てくるようなカッコイイ男子はどうせいないのだと恋愛することを諦めてしまったりします。
少女漫画の世界観が好きである心理が強いほど、さらに少女漫画の世界に入り込んでしまい、増々少女漫画が好きになっていくのです。
少女漫画が好きな理由②現実ではありえないパターン
これは少女漫画を読んだことがある人なら頷いてくれる理由かと感じますが、少女漫画にはいくつかの恋愛に発展するパターンが存在します。例えば美男子だらけの中に一人の少女が囲まれ、複数の男子から奪い合いされるハーレム状態や、初対面に男子から意地悪をされて第一印象が最悪なのにそこから異性として意識していくパターンなど様々にあります。
しかし、少女漫画に登場する人物は全て容姿端麗の男子と女子ばかりです。中には器量が悪い女子がイメチェンすることによって絶世の美女になり、男子と恋愛に発展していくパターンなどもありますが、そのほぼ全てのパターンは現実社会ではまずありえません。
ブスと罵られていた女性が原型を留めないほど変わるはずがありせんし、複数の美男子から熱烈なアプローチを嫌というほど受けることもありません。少女漫画が好きな女性は大人になって自分が恋愛できる年になってもこういった展開を好んでいるからこそ、恋愛に詳しくなった今さらに少女漫画好きに磨きがかかっています。
少女漫画が好きな理由③女心が分かる男子
少女漫画が好きな女性はなぜそれほどまでに少女漫画が好きなのかと言うと、それは青春時代に経験した純情で無垢な女心や、今現在持っている複雑な女心を言わなくても登場人物である男子が分かってくれることにあります。本当は思ってもいないことを口に出してしまう、しかし、そんな複雑でどうしたら良いのか分からない感情を丸ごと受け止めてくれる少女漫画の男子は少女漫画好きの女性にとって好きな男性のタイプ№1です。
現実で恋愛したとしても、一般的な男性はエスパーではないので女性が考えていることなど普通は分かりませんよね。それが当たり前なのですが、少女漫画好きの女性は幼い頃から慣れ親しんでいるそんな女心を口にしなくても分かる男性を当たり前としているため、女心の分からない現実の男性よりも心理を察してくれる少女漫画の男性にハマってしまうのです。
現実では好きな少女漫画のような展開は起こらない
おそらく最も知名度が高いであろう「朝遅刻しそうになって食パンを咥えながら角で男性とぶつかる」という展開は誰もが周知している通り、現実ではまず起きません。食べ物を咥えながらさらに走るという行動自体がありえないのですが、少女漫画好きの女性はそういった現実ではまず起こらないような展開を基本としているため、少女漫画を読まずにはいられない心理にあります。
しかし、女性の中には少女漫画の世界にあるような展開がいつか自分の身にも訪れるかもしれないという心理を抱いている人もいます。そういった女性はリアルで運命を感じるような男性との出逢いがあれば少女漫画のような恋愛ができると思い込んで飛びつくでしょう。
しかし、初めの期待が大きい分、実際に恋愛を進めていくと相手の男性に幻滅する場面が多くなり、疲れてしまいます。女性は自分が望んでいないことをされたり、気づいて欲しいこと、やって欲しいことを口に出さなくても分かってくれるような王子様のオーラを漂わせた男性を理想とする心理があるため、世間で言われる「恋愛できない女性」という位置付けをされてしまうのです。