京都府の狸谷山不動院は、READYFORにて、自然災害で損害を受けた箇所の修繕工事を行うために「狸谷山不動院が自然災害でピンチ!安全な参拝のために修繕へご支援を」を公開した。1000万円を最終目標に、12月2日(金)~2023年1月16日(月)の期間、支援を募っている。

早急な復旧工事が必要

狸谷山不動院は、京都市左京区一乗寺にあるお寺で厄除けガン封じ、交通安全などで地域の人々に親しまれている。2018年に開山300年を迎えたが、台風や豪雪に長年悩まされ、立て続けの災害に過去の修繕も間に合っていない状況だという。

特に境内参道では、数年の積み重ねで周辺に土砂崩れの恐れがあり、このまま放置すると参拝者の身に危険が及んでしまう可能性があり早急な復旧工事が必要となるという。

自己資金でできるところから復旧工事を進めているが、参拝者からもらう日頃の浄財だけでは難しく、復旧工事の総額約2,000万円のうち1,000万円をクラウドファンディングを通じて募ることとした。

リターンとして「お守りNFT」を用意

クラウドファンディング限定のリターンとして、「お守りNFT」を用意した。所有者には狸谷山不動院名物行事である節分祭にて豆まきの出仕、火渡り祭への出仕など特別な案内をする。

また、「お守りNFT」は、受けた御利益を親しい人に託すことができるのも特徴。例として、5年無事故無違反の「NFTお守り」を、新しくマイカーを購入した娘に。1年で完治することができた「NFTお守り」を、最愛の妻に。10年間ガンが再発せず完治した「NFTお守り」を、親しい友人に…など。

狸谷山不動院は、今回のクラウドファンディングや「NFTお守り」など新しいチャレンジを通じて、この先も地域の人々に愛される、令和ならではの寺づくりに努めていくという。狸谷山不動院の力になりたいと思う人は、クラウドファンディングに協力してみては。

READYFOR:https://readyfor.jp/
プロジェクト名:狸谷山不動院が自然災害でピンチ!安全な参拝のために修繕へご支援を

※NFTとは偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータのことで、その特性を活かすことで、所有者だけのお守りとして不動明王の御利益を受けることができる。

(角谷良平)