カメハメハという名前は、ハワイが好きな人なら一度は耳にしたことがあるでしょう。
カメハメハ大王は、ハワイ諸島統一を成し遂げ、初代国王としてハワイ王国の基礎を築いた人物です。

今回は、ハワイ島北部の町にあるカメハメハ大王の銅像について詳しくご紹介します。
 

カメハメハ大王の像

カメハメハ大王の像といえばホノルル、ダウンタウンにある像を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

実はこのカメハメハ大王の像は、ハワイに3体、ワシントンD.C.に1体あり、全部で4体です。
ハワイの3体のうち、1体はホノルルに、そしてハワイ島のヒロとカパアウにそれぞれ1体があります。

ホノルルのカメハメハ大王の像はハワイ発見100周年を記念して企画され、カラカウア王の戴冠式の日に除幕されました。

大王の像はアメリカ人の彫刻家によってイタリアで造られパリで鋳造され、完成した像はドイツから船でハワイへ運ばれる予定でしたが、なんとフォークランド諸島沖で沈没してしまったのです。

そこで急遽2体目の大王の像が造られ、今度は無事ホノルルへ届けられました。
 

海に沈んだ最初の像

海に沈んでしまった最初に造られた像は引き上げられた後、フォークランド諸島のとある店に売られ飾られていたといいます。

そしてこの像が海に沈んだカメハメハ大王の像であると気がついたのが、たびたびポルトガルからハワイへと航海していたアメリカ人船長ジャービスでした。

彼が店から大王像を買い取ってハワイに運び、ハワイ王国が$875で引き取りました。
その後1912年に、カメハメハ大王生誕の地とされているハワイ島のカパアウに建立されます。

ホノルルに建立されている像と比べてみると、カパアウの像の台座にはカメハメハの偉業が描かれたプレートが埋め込まれていません。
また、ホノルルの像がまとう着物は金一色なのに対し、カパアウの像は金と赤の二色になっています。

そして目に色が入っているので今にも動き出しそうな雰囲気を持っているのがカパアウのカメハメハ大王の像です。