・東方神起(TVXQ)のチャンミンが、事務所主催の青少年を支援する社会貢献プログラムに参加した。
・デビュー時は15歳の少年だった彼も、今はデビュー19年目のベテランアイドル。
・今も現役アイドルとして活躍し続ける彼は、若い後輩らにあるアドバイスを送った。
11月21日、東方神起(TVXQ)のチャンミンが『スマイルミュージックフェスティバル(SMile Music Festival)』に参加した。
2022年で8回目を迎える同フェスティバルは、東方神起の所属事務所SMエンターテインメントが、音楽を通じて夢を育てていく青少年を支援する社会貢献プログラムである。
同月19日には、最終選抜された9チームの公演が繰り広げられ、その模様はYouTube(ユーチューブ)で生中継された。
選抜チームは、オンラインとオフラインを通じて、8月から4カ月間ボーカルやダンス専門トレーナーのレッスンを受け、チャンミンはアーティストのメンターとして参加した。
歌手を夢見る青少年たちの憧れの存在である東方神起は、今年(2022年)でデビュー19年目。チャンミンは、わずか15歳(日本年齢)でのデビューだった。
次々に新しいグループが誕生するK-POP界において、デビューするや否や人気となるグループはほんの一握り。ライバルとの熾烈な争いを勝ち抜き、スターへと駆け上がった東方神起は、来年記念すべき20周年を迎える。
しかし、彼らのキレのある力強いダンスは今も変わらず健在、現在も現役トップアイドルとして活躍中だ。
そんな長きに渡って第一線で活躍するチャンミンが、後輩たちへ率直なアドバイスをしたことがある。
それは今年1月、ラッパーイ・ヨンジのYouTube(ユーチューブ)コンテンツ『차린건 없지만(大した物ではないですが)』にゲスト出演した時のこと。
イ・ヨンジが「激しいアイドル界で生き残ったSMの後輩たちや、若いアイドルの後輩たちに言ってあげたい言葉は?」と尋ねる。
するとチャンミンは「1人で海外旅行に行ったことがあるが、(自分では)飛行機のチケットを取ることができなかった。飛行機に何百回も乗ったことがあるのに‥」と、過去のエピソードを話し始める。
そして「僕1人ではできることが何もなかった。ある意味、ある部分では無気力な部分も持っているんだ、とふと感じると、その時から、周りのスタッフの方々が助けてくれることに対し、すごく感謝しなければいけないと感じた」と伝えた。
これにイ・ヨンジが「私も今、学んだ。(その環境に)慣れてはいけない」と共感し、彼も「もちろん。当然だと思ってはいけない」と頷いた。
この他にも、韓国オンラインコミュニティーでは、チャンミンが語った現役アイドルとしての“マインド”が紹介されている。
ファンの情報によると、彼の目標は「ずっと歌とダンスを発展させていく」ことだそう。
そして彼は「僕はアイドル歌手の“寿命”が短かった時期にデビューして、今は当時よりましだけど、それでも後輩たちは未来に対する心配があるかもしれない」とし、「それでも、あの先輩もデビュー19年目で頑張っている。現役でアルバムを出して、音楽番組に出て、ツアーをしながら、アイドルも長くできるんだってところを見せたい。そのように努力する」と語ったという。
彼は、後輩アイドルらの良いお手本になろうと努力し続けている。