北海道・知床にある宿泊施設「北こぶし知床 ホテル&リゾート」のサウナ「UNEUNA(ウネウナ)」「KAKUUNA(カクウナ)」が、“今行くべき全国のサウナ施設”「SAUNACHELIN 2022」にノミネートされ見事4位を獲得、昨年2位に引き続き二年連続のランクインとなった。

「北こぶし知床 ホテル&リゾート」のサウナ


2021年6月にリニューアルオープンした「北こぶし知床 ホテル&リゾート」のサウナは、風景をパノラマで切り取る大きな窓が設置され、世界自然遺産である知床の大自然を一望することができる。眼前に広がるオホーツク海には例年2月頃に流氷が到来し、サウナからその景色を楽しめる。

「KAKUUNA」はダイナミックな流氷をイメージして直線的なデザインを力強く表現しており、「UNEUNA」は木の洞窟をイメージして緩やかな曲線でうねりを描いている。なかでも「UNEUNA」のうねりは世界でも珍しい3D加工で木材を削り出して曲線を型取っている。

サウナストーブは、世界一のシェアを誇るHARVIA社のストーブを採用。ストーブを囲む壁面には六方石を使用し、知床の切り立った岩肌を表現している。ストーブ上のサウナストーンは、地下30km以下の深部にあるマグマから生成されたものを使用している。

さらに、チラーの導入により最適の温度に保たれた水深90cmの水風呂や、充実した外気浴・内気浴スペース、屋上には「UMISORA(ウミソラ)外気浴」と呼ばれるインフィニティチェアを並べたスペースも用意されている。

サウナの清掃時間を利用したオフィシャル撮影タイムでは、利用者がサウナの撮影をすることができ、サウナのデザイン性も相まって好評だという。

知床を「サウナの聖地」に


北海道はサウナの聖地本場フィンランドの気候とよく似ており、特にここ知床は北海道のなかでも北欧・カナダと緯度が近いことから、「北こぶし知床 ホテル&リゾート」を運営する北こぶしリゾートは、知床を「サウナの聖地」にすることを目指しているという。


その中で誕生したオリジナルサウナブランド『とこのう』は、「知床」と「ととのう」を掛け合わせた言葉で、知床でしか味わえないサウナ体験を表現している。

「オホーツク倶楽部サウナ付スパスイート」


「北こぶし知床 ホテル&リゾート」では、今年2月に新客室「オホーツク倶楽部サウナ付スパスイート」をオープン。ウォールナットカラーの落ちついた意匠を施した客室でラグジュアリーな空間を演出するとともに、専用のセルフロウリュ式のサウナと水風呂も備え、テラスには温泉露天風呂と『ととのいスペース』も完備した充実の部屋だ。絶対的な開放感と他では体験できない、プライベートな“とこのう”を楽しむことができる。


さらに知床地域をサウナで盛り上げるべく、「北こぶし知床 ホテル&リゾート」のグループ宿泊施設である「KIKI知床ナチュラルリゾート」の大浴場もリニューアル改装工事を行う。2023年1月にはオープン予定であり、リニューアル後には新たなサウナが併設される予定だ。