「敷衍」の読み方をご存じでしょうか?

「敷く」という字と「行」で「しきぎょう」と読むのは間違いです。

2文字目はよく見ると「行」ではなくて「衍」ですからね…

しかし「衍」という漢字は見たことがない方も多いのでは。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「敷衍」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
  2. おし広げたり展開したりすること
  3. 「専門的な話題なので、わかりやすく敷衍して話す」のように使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「敷衍」の読み方!正解は!?

正解は「ふえん」です!

「敷」という字には、平らにして広げるという意味があります。

また、「衍」という字は「行」に「さんずい(氵)」が組み合わされたものなので、「水が広がる」という意味になります。

このふたつの漢字が合わさることで「敷衍(ふえん)」は「さまざまな物事を広げる」という意味を持つのです。

具体的には「敷衍」は以下のふたつの意味で使われます。

  • おし広げたり展開したりする
    例)事業を敷衍していく
  • 意味をおし広げて説明したり、詳しくわかりやすいように説明する
    例)食糧問題を社会全般に敷衍して論じる

また、類義語としては、「拡大」「展開」「詳言」「拡張」などがあります。