人はそれぞれ家庭環境や育った地域、価値観の違いなど、様々な要素をもっており、相性があります。その相性を、陰陽五行エネルギーを理解することによって、良好なものすることができるのです。今回は、この陰陽五行エネルギーを使った、恋愛相性占いについてご紹介いたします。

好きな人ができたときや、婚活を意識したときなどに「相性」が気になってくるもの。でもそもそも相性とはどんなものでしょうか?

正確にわからなくても、人生の中で実感として「あの人とは相性がいい」「あの人とは相性が合わないようだ」と感じることがあります。相性とは何か――その答えは、東洋(中国)で生まれた「陰陽五行説」にありそうです。

男女が求め合う理由=陰陽説

『Spicomi』より引用
(画像=『Spicomi』より引用)

異性への意識が高まる思春期から、人は人生のパートナーを無意識に探しはじめます。男性は女性を求め、女性は男性を求めます(同性愛というジャンルもありますが、ここではおいておきましょうか)。これこそ、「宇宙や自然界に存在するあらゆる事象はすべて陰と陽のバランスで成り立っている」という「陰陽説」そのものです。陰陽説が成立した起源は明らかではありませんが、中国の聖人・伏羲(ふっき)が生み出したという言い伝えがあります。

陰と陽は、相反する性質をもちながらもお互いにバランスを取るように作用しながら成り立っています。どちらがいい・悪い、優れている・劣っているということはありません。たとえば、女性と男性、マイナスとプラス、静と動などなど……世の中にはこのような組み合わせが無限にあります。すべてのものごとは陰陽のバランスで成り立っているのだから、陰と陽はひとつずつでは存在できず、お互いがあってこそ成り立つのです。

「陽」には、太陽、昼、明るい、能動的、攻撃的、活動的、などの性質があります。「陰」には、月、夜、暗い、受動的、沈滞的、静止的などの性質があります。どれも片方だけでは成り立たず、陰陽のバランスによって安定し、理想の形となるのです。

自然の一部である人間も、この大自然の法則にしたがって生きています。ということは、陰と陽の意味を正しく知ることで、さまざまな事柄を予測したり、ある程度コントロールしたりすることができるというわけです。

人の要素が相性を決める=五行説

『Spicomi』より引用
(画像=『Spicomi』より引用)

陰陽説によると、「男性・陽」と「女性・陰」は自動的に惹かれ合うことになりますが、男女の組み合わせすべてが引き合うというわけではありません。人と人が会ったとき、お互いがもつ目に見えない波長(のようなもの)が相互に関係しあって距離感や力関係を変えます。その波長を、5つのエレメント(要素)に分けてとらえるのが「五行説」です。

中国などの東洋の運命学では、この世のすべての物質や森羅万象を「木(もく)・火(か)・土(ど)・金(こん)・水(すい)」の5要素に分類します。五行説は、中国最古の王朝とされる夏王朝の王が考えたと伝えられています。

この五行の理論は、男女の仲を説明するのにとても都合がいいものです。「この人と一緒にいると心が落ち着く」、「あの人とはなかなかしっくりいかない」などという感情をもったことがあるはずです。もちろん、ビジネスや友人関係でも役に立つのでぜひ覚えてください。

木・火・土・金・水といっても、それぞれのエネルギーの性質を抽象化した“記号”のようなものなので、現実の木・火・土・金・水ではありません。たとえば、「火」なら燃える本物の炎ではなく、明るく、パッと燃え広がるエネルギーのようなもの、といった感じです。五行説では、この世のすべての形のあるもの、ないものはこの5元素によって構成されていると考えるのです。