・LE SSERAFIM(ル・セラフィム)の宮脇咲良がWEBコンンテンツに出演。
・彼女は日本人メンバーに韓国語を訳そうとするも、ある日本語が思い出せない‥。
・もともと全く韓国語が話せなかった彼女だが、今やすぐに日本語が出て来なくなる程の語学力を身につけたようだ。
11月12日、YouTube(ユーチューブ)チャンネル『디글(ディグル):Diggle』のWEBバラエティーコンテンツ『ご近所スターK シーズン2』に、LE SSERAFIM(ル・セラフィム)の宮脇咲良、ホン・ウンチェ、カズハの3人が出演した。
この日宮脇咲良は、同じく日本人メンバーのカズハに通訳しようとしたところ、日本語が思い出せなくなる場面があった。韓国生活にすっかり慣れた彼女は、すでに頭の中も“韓国語脳”が占める割合が高くなっているようだ。
彼女が思わず「あれ?」と困惑したのは、MCのジョナサンが、カズハのプロフィールを紹介した場面。
「カズハさんは“そっくり大富豪”と聞いた。ペ・スジさん、キム・ゴウンさん。両方の雰囲気を持っているよね」と、彼女に似ている芸能人の名前を挙げた。
これに対しカズハは「メイク担当の方がスジさんを担当したことがあって、たまに(似ていると)言われたことがある」と答え、「こうして見れば‥」と薄目で見る仕草をした。
その表情を見たジョナサンが「謙遜しすぎって伝えて」と、宮脇咲良に日本語での通訳を頼む。
すると彼女はすぐに訳そうとしたものの「はぁ‥、“謙遜”って日本語で何だろう?」とつぶやき、周りの笑いを誘った。
このつぶやきは、もちろん韓国語での発言。もはや彼女は、咄嗟に発するひとり言も韓国語が出てしまうよう。
しかし、ここまで流ちょうな韓国語を話せるようになったのは、彼女が必死に努力をしてきたからこそ。そんな彼女の努力がわかる過去のインタビューがある。
それは2020年10月、日本のオリコンニュースのインタビュー記事。当時、IZONE(アイズワン)の一員として活躍中だった彼女は、韓国に渡った際の不安と苦悩を赤裸々に明かしている。
まず「韓国語を全く話せなかったので、やっていけるか不安だった。曲も全部が韓国語だから、日本語ができるメンバーに助けてもらったり、翻訳ツールを使いながら勉強して、みんなについていくのに必死だった」と、韓国のオーディション番組『PRODUCE 48』に参加した時の心境を振り返った。
そして、IZONEとしてのデビューについては「完全に新しい環境でどこまでついていけるか不安と心配があった。デビュー当時は一人でずっと泣いていた記憶がある」と告白。
「(日本でアイドルを)7年もやってきたのに、どうしてこんなにできないんだろう、と。高いクオリティーのために一日に10時間練習したが、日本ではそのような経験がなかったので、慣れるまで時間がかかった」と当時の苦悩を明かした。
K-POPアイドルのレベルについては「韓国では高いクオリティーが要求されるため、デビュー時から完成した姿を見せることが必要。コンサートもまるでショーを見ているかのよう」と説明した。
そんな厳しい練習環境に拠点を移した彼女は、必死に努力を続ける。そして日々の努力が実を結び、期間限定グループだったIZONEとして活躍後、LE SSERAFIMとして2022年5月にデビュー。
LE SSERAFIMは、まだ1年目のグループとは思えぬ抜群の存在感と、高いクオリティーのパフォーマンスで、多くのファンを魅了している。
そして最近の彼女には、新ウェブバラエティー番組への出演の噂が広がっているという。
詳細については具体的な情報はないものの、韓国ネット上には、撮影時の目撃情報や写真が上がり、ファンの間では様々な推測が上がっている。
ファンの情報によると、番組のタイトルは『コプドオップクラ(겁도 업꾸라)』。これは直訳すると「怖いもの知らず」となるが、語尾に“クラ(宮脇咲良の愛称)”が入っていることから、初の冠番組になる可能性があるのだそう。
これは数年前、韓国語を全く話せなかった彼女を知っている人には、想像できなかったことではないだろうか。
しかし、必死に勉強して韓国語をマスターした彼女は、韓国の生活にすっかり馴染み、今度は自身の名前が入った冠番組のスタートを切ろうとしている。
彼女が次にどんな姿を見せてくれるのか、ファンの期待値はますます上がっている。