子どもが生まれるときはどんな名前にするのか慎重に考えますよね。姓名判断を利用して名前を考えるのも1つの手段です。この記事では、男の子の赤ちゃんへの名付け・命名方法とそのときの注意点を紹介します。

親から子供へ贈る、最初にして最大のプレゼント、それが名前ではないでしょうか。 一生使う大切なものだけに、どうつけたらいいか悩むパパとママも少なくありません。

特に子供が男の子の場合、結婚して姓が変わる場合が少ないこともあり、画数を気にする方も多いのではないでしょうか。

男の子の名付けで求められること

『Spicomi』より引用
(画像=『Spicomi』より引用)

実際、一度つけてしまえば、芸名やペンネームと違って、「画数が悪いから」などという理由で本名を改名することは簡単なことではありません。

一方で、いくら男女同権の時代になっているとはいえ、男の子に強さや競争心、リーダーシップがあるなどの、いわゆる「男らしさ」を求める親御さんも多く、そうした意味を持つ名前をつけたいと望まれる方も多いでしょう。

最近はネットで手軽に無料で姓名判断ができることから、手当たり次第に色々な漢字を入力し、画数がよければそれでいいとばかりに、初見では絶対に読めない当て字や、いわゆるキラキラネームの名前を持つ子供も珍しくなくなりました。

もちろん、それが悪いというわけではありません。

昭和時代には、男の子ならば「和夫」とか「三郎」のような名前が、名付けの人気ベストテンに入っていた時代から、今やそうした名前は古風になり、ほとんどつける人はいないように、名前は時代と共に移り変わっていくものですから、赤ちゃんの名前に当て字やキラキラネームのような名前が増えていることも、時代の一つの流れと言えます。

ですが、もしあなたが姓名判断に基づいて、子供に良い名前をつけたいと願っているなら、画数の吉凶だけでなく、注意することがいくつかあります。

名付け・命名方法で注意すること6つ

『Spicomi』より引用
(画像=『Spicomi』より引用)

常識的におさえておきたいポイントはこの3つ

  1. 名前の響き
  2. 読みやすい名前か、書きやすい名前か
  3. 名前の持つ意味はいいか

姓名判断の見地からおさえておきたいポイントはこの3つ

  1. どの流派で見るか
  2. 凶数を避ける
  3. 数の持つ意味から考える

それでは順を追ってご説明していきましょう。

1.名前の響きについて

人は言葉の中でも自分の名前に一番反応すると言われています。

それは当然のことで、生まれてから死ぬまでに、何十万回と耳にする自分の名前は、自分にとって特別な意味を持つようになります。

ですがそれ以前に、名前には響きのいいものと、そうでないものがあり、例えば名前の中に濁音が入っていると響きが悪くなります。また、名前だけでなく、姓と名をつなげて口にしてみて、違和感がないかどうか、響きがいいかどうかをチェックしてみましょう。

やはり響きのいい名前、親しみの持てる名前は、多くの人から名前を呼んでもらいやすくなります。

2.読みやすい名前か、書きやすい名前か

最近では、常識では読めない当て字を名前に持つ人も多くなりましたが、本来名前は人とコミュニケーションをとるためのツールであるという観点から、そうした名前はできれば避けたほうがいいでしょう。

初対面の人に読めない名前は、説明する手間も増え、煩わしいものです。また、それは書きにくい名前についても同様で、書類や手紙はもとより、パソコンやメールなどでも複雑な漢字を入力するのは面倒ですし、コミュニケーションを阻害する一因にもなりかねないのです。

3.名前の持つ意味はいいか

明らかに不吉な名前、言葉そのものにネガティブな由来を類推できるような名前は、やはり避けた方がいいでしょう。

名前は本来、子供の幸せを願ってつけるものであり、極端に偏ったもの、親の行き過ぎた趣味嗜好でつけることは望ましくありません。

では次に、男の子の赤ちゃんの名付けにおいて、姓名判断を考える上で、どのようなポイントに注意すればいいのでしょうか?

姓名判断の見地から名付け・命名について押さえておきたいポイントを3つ説明します。

4.どの流派で見るか

『Spicomi』より引用
(画像=『Spicomi』より引用)

姓名判断の流派と聞いてピンとくる方はそう多くはないかもしれません。 しかし、姓名判断の無料サイトでいくつか占ってみたことのある方なら、サイトによって吉凶が異なる経験がある方もいるのではないでしょうか。

日本においての姓名判断は、明治時代に熊崎健翁という運命学者が「熊崎式姓名学」を考案したことから始まります。熊崎式においては、天格・人格・地格・外格・総格の五格を、旧字体で画数を見ること、名前や苗字が一字の場合、霊数(聖数)を加えること、五行(木、火、土、金、水)の調和、音霊の調和などを見ます。

細かい画数の計算方法などは後ほどご説明しますが、今の日本におけるほとんどの姓名判断はこの「熊崎式」を土台とし、そこから発展しているものです。

流派による大きな違いは、画数を旧字体で見るのか新字体で見るのかということです。熊崎式が旧字体で画数を見るのは、漢字の起源を中国の「康煕字典」にまで遡って考えているからです。

しかし、漢字の起源と言うならば、象形文字まで遡らなければおかしいのではないかという意見もあり、また現在使用している新字体で画数を見るべきだという意見もあり、流派によって、または占者によって、さまざまに意見が分かれている現状です。

考え方としては、いくつか無料サイトで自分や知人、あるいは有名人を占ってみて、より当たっていると思える方で考えるというやり方がいいと思います。

画数の数の象意そのものには、流派による違いはほとんどありません。 どの流派でも、大吉数と大凶数はほぼ一致している場合が多いのです。

ただ、苗字や名前が一文字の場合に、霊数(聖数)を加える場合と加えない場合で、大吉数に振れるか大凶数に振れるか変わってしまう場合もあり、例えば画数10は最大凶数ですが、画数11は基本数の中で最大の大吉数と、隣り合わせの数でまるで象意が異なる数もあることから、どの流派、すなわちどのサイトの考え方を自分は信じるかというのは、まず考えなければならないことです。 逆に言うと、全ての流派において大吉数という名前はないと言えるのです。

参考までに、こちらでは姓名判断においては認知度の高い熊崎式姓名判断の画数の計算方法をご紹介したいと思います。

熊崎式姓名判断における画数の考え方

初めに、熊崎式においては五格と呼ばれる画数の象意のみならず、五行や音霊の調和も併せて総合的に判断します。

本来ならば、画数のみでは判断しないのですが、ここではあえて画数のみに焦点を当ててご説明したいと思います。なぜなら、五行や音霊の調和も大切なものですが、それ以前に五格に凶数がないかどうかの方が重要視されるからです。

そして、現実的には五格、五行、音霊の調和すべてが揃った名前をつけることは、素人にはなかなか難しく、また出来たとしても、名前の候補が極端に限られてしまうのです。

そこでこちらでは簡単に、基本である五格の画数の出し方をご説明したいと思います。そのため、より正確性にこだわる方は、専門家に名付けの依頼をされたほうがいいかもしれません。今はネットにおいては、五千円から一万円ほどで請け負っているサイトもあるようです。

五格とは、天格、地格、人格、外格、総格の五つを指します

天格:苗字の画数を足した数

ここではサッカー選手であり、最近はビジネスの世界でも手腕を発揮する本田圭佑選手と、日本を代表する経営者となった、ソフトバンクの孫正義社長の画数を例にとって見ていきましょう。彼らの画数の説明は、後ほどしていきます。

例) 本 田
   5 5   10画

  (一)孫
   1 10  11画

人格:苗字の最後と名前の最初の画数を足した数。

または、総格から外格を引いた数。(一字姓、一字名の場合は霊数を足す)

例) 本 田 圭 佑  
     5 6   11画

  (一)孫 正 義
    10 5   15画

外格:苗字の最初と名前の最後の画数を足した数

(総格から人格の画数を引いた数。一字姓、一字名の場合は霊数を足す)

例)本 田 圭 佑  
  5     7   12画

 (一)孫 正 義
1    13  14画

地格:名前の画数を足した数。

(名前が一字の場合は霊数を足す)

例)本 田 圭 佑  
      6 7   13画

 (一)孫 正 義
    5 13  18画

総格:苗字と名前を足した数。霊数は加えません。

例)本 田 圭 佑 
    5 5 6 7    23画

(一)孫  正 義
1 10  5 13  28画

五格の意味

五格は、それぞれ以下のような意味を持ちます。

  • 天格:先天的な家系、先祖代々の徳を示す。
  • 人格:一生を左右し、主にその人の性格が表れる数。
  • 地格:主にその人の前半、生まれてから親元を離れる青年期までの運勢。
  • 外格:周りの環境や、人間関係など人格を支えている運勢。
  • 総格:主に中年以降から晩年まで影響を及ぼし、女性の場合は人格の次に影響を与える画数。

姓名判断は信用できない?

流派によって、180度結果が変わってしまう場合がある姓名判断は、信用できないと言う意見もあります。

しかし、姓名判断は元々は統計学から来ており、膨大な数のデータから導き出されているものですから、画数の判断方法が流派によって統一されていないからといって、姓名判断そのものを否定するのはナンセンスだと言えるでしょう。