人間の感情のなかでも非常に厄介な嫉妬の感情。嫉妬深い自分に嫌気がさしてしまったり、嫉妬深い彼氏にウンザリしてしまったり、嫉妬は時に思いもよらないほど日々の生活に悪影響を与えてしまうことがあります。今回は嫉妬の感情と上手に付き合っていく対処法をご紹介します♪

嫉妬はとても嫌な感情…でも、止められないもの

嫉妬深い人の特徴・メカニズムとは?嫉妬深い自分/彼氏の対処法も
(画像=『lovely』より引用)

嫉妬してしまう自分が嫌いだという人はとてもたくさんいます。嫉妬の感情は自分にとっても非常に不快な気持ちになることが多く、まるで心が醜くなってしまったようで落ち込んでしまうこともありますよね。

嫉妬なんてしたくないと思いながらもなぜかやめられない。その原因はいったい何なのでしょうか?

今回コチラの記事では嫉妬深い人の特徴やメカニズムを解説しながら、嫉妬の感情と上手に付き合っていく対処法についても紹介します。

嫉妬深い自分、また嫉妬深い彼氏のことで悩んでいる人には、活用できる情報がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてください。

嫉妬の心理的メカニズムとは?

嫉妬深い人の特徴・メカニズムとは?嫉妬深い自分/彼氏の対処法も
(画像=『lovely』より引用)

まず最初に嫉妬の心理的メカニズムからみていきましょう。

人が嫉妬の感情を持つには、主に2つのパターンがあります。1つ目は他人を羨ましいと思ったり、妬んだりする感情から生まれる嫉妬です。

自分にはないものを持っている友人を羨ましいと思って嫉妬したり、自分よりも可愛い友人を妬ましいと思って嫉妬したりする感情です。

もう1つの嫉妬のパターンは、恋愛感情からくる嫉妬です。彼氏に対してヤキモチを妬いたり、不安な気持ちになってしまったりする感情です。

どちらも普段は理性で抑えることができますが、不意に感情が高ぶった時に情緒不安定になってしまうことがある点が厄介だと言えます。

失いたくないから「嫉妬」が生まれる

大切な何かを失いたくないという執着心から嫉妬が生まれることもあります。

例えば彼氏が大好きで絶対に失いたくないと感じている女性がいます。このままでは他の女性に彼を取られてしまうのではないか…という思いが生まれ、些細なことで嫉妬してしまうケースはよく見られます。

彼が女友達と話をしているだけで嫉妬してしまったり、同じ職場の女性の同僚に嫉妬してしまうことも珍しくありません。

不安と自己嫌悪で、嫉妬深い人になる…

また嫉妬することが多い人は、常に不安な気持ちを抱えています。

自分に自信がなく、「彼が他の女の子を好きになっても仕方がない…」と自己嫌悪に陥ってしまっていることも少なくないでしょう。

結果として、それが原因で嫉妬深い人になってしまっている人もたくさんいます。

逆に言うと、自分に自信がある人は嫉妬の感情に悩まされることは少ないという見方もできるかもしれません。

寂しがり屋さんは嫉妬深い?

嫉妬する人には寂しがり屋の人が多いのも大きな特徴です。

寂しがり屋の人は常に誰かに必要とされたいと感じています。恋人や友人への依存度も高く、好きな人は自分だけが独占したいと感じていることも少なくありません。

大切な彼氏/彼女、そして時には親しい友人に対して、自分以外の誰かと繋がっていたり、仲良くしていたりするのを見ることすら嫌な気持ちになるかもしれません。

嫉妬の感情が生まれ、怒りを感じたり、ネガティブで悲しい気持ちになってしまうこともあるでしょう。

嫉妬深い女って思われたくない…嫉妬深い性格を直す方法とは?

嫉妬深い人の特徴・メカニズムとは?嫉妬深い自分/彼氏の対処法も
(画像=『lovely』より引用)

嫉妬深い女性は周囲の人に敬遠されてしまうことが多く、恋人に重い女と思われて幻滅されてしまうこともあるでしょう。

友人や恋人に嫉妬深い女だと思われたくないと思うのであれば、すぐに嫉妬する性格を直すために、少しずつ努力する必要があります。

次は嫉妬深い性格を直す方法などを詳しくみていきましょう!

嫉妬しすぎて、喧嘩に発展しまうことも…

まず、恋愛と嫉妬の関係について考えていきましょう。

恋愛経験がある人なら誰もが一度は経験するように、恋愛においては軽い嫉妬は2人の気持ちを高めるための刺激になりこともあります。

しかしながら、あまり嫉妬の回数が多かったり程度がひどかったりすると、それは相手の精神的な負担になってしまうことがあるため、注意が必要です。

相手を好きなあまり、嫉妬をしすぎてしまい、最後には大喧嘩に発展してしまう…。そんな展開はあまり喜ばしいことではありませんね。

嫉妬深い理由は、自信のなさにある

上記でも少し触れましたが、嫉妬深い性格は自身のなさの表れである場合がほとんどです。

自分に自信がない人は自分が恋人や友人に必要とされて愛されている実感を持つことができず、すぐに不安な気持ちになってしまいます。

自分などどうでも良いと思われているのではないかという焦りのような感情は、強い嫉妬を生み出します。

精神的に、または肉体的にコンプレックスをたくさん抱えている人は嫉妬深い性格になりやすい傾向があるといわれています。

客観的に考えることができるように、誰かに相談してみよう

自分が嫉妬深い性格だと分かっている場合は、1人で思い込まずに自分を客観的に見る目を養うことも大切です。

自分を客観的にみることができれば、もし自分が少しおかしな行動をしようとしている時も、一度踏みとどまって冷静になることができます。

冷静になることができたら信頼できる人に状況を話してみましょう。相談にのってもらうことで、嫉妬深い性格を直すきっかけを得られる可能性がありますよ。

彼といるときはたくさん楽しむ!彼の笑顔があなたの自信になる

自分が嫉妬深い性格だと分かっている時は、不安になる要素を極力排除することも非常に大切です。

例えば彼によく嫉妬してしまう女性の場合は、彼と一緒にいる時はたくさん楽しい時間を過ごすのが良いでしょう。

彼がたくさんの笑顔を向けてくれることで自分は愛されていると自信を取り戻すことができるようになります。

彼との時間を満たされた気持ちで過ごすことは2人の関係をより良いものに変えてくれます。また寂しい時などは無理に我慢したりせずに正直に自分の気持ちを彼に話してみるのも効果的です。

客観的に物事を見ていますか?自分の嫉妬深さを自覚しよう。

嫉妬の感情を持つことが多い人は、自分の本来の性格、感情、願望などをまだわかっていない可能性もあります。

客観的に自分の状況を見て、自分がどれほど嫉妬深いのか自覚することも大切です。本当の自分を知らなければ問題を根本的に解決することはできません。

怖がらずに自分の嫉妬深さと向き合う時間を作ることは、嫉妬しない自分になるために、おすすめしたいステップです。

彼以外の居場所を作ろう

恋人である彼に異常に嫉妬してしまう女性の場合は、彼に依存しすぎている傾向があるかもしれません。彼への嫉妬を抑えたい時は、彼以外の居場所を作るのが最も効果的な対処法になります。

家族や友人と過ごす時間を増やしたり、仕事や趣味に打ち込む時間を増やしたりするのも良いでしょう。

彼の事を忘れる時間を意識的に作り出すことも嫉妬を抑えるためには重要なことです。

「嫉妬」は恋する気持ちを高めてくれる

嫉妬は悪い感情だと思い込んでしまう人も多いかもしれません。しかし、少しの嫉妬であれば、恋愛を盛り上げるために役に立つこともあります。

彼の連絡の返信を少しだけ遅らせてみたり、わざと男友達の話題を出して彼を嫉妬させるのも恋愛テクニックの1つです。恋愛では軽い嫉妬が2人の気持ちを盛り上げることも珍しくないのです。

嫉妬を理性でしっかりコントロールできるかどうかがとても重要なカギとなるでしょう。

しかし、どうしても嫉妬をコントロールできない性格であれば、嫉妬を使ったアプローチは相手だけでなく、自分自身も傷つけてしまうかもしれません。無理をせず、別のやり方でアプローチしてみましょう。