コインを振って得られた答えは、自分の潜在意識からのアドバイスです。そのアドバイスから、どのように行動したらよいかが見えてくるので、自分の運命を切り開きたい人は、マーフィーの法則を知っておくとよいでしょう。そんなマーフィー博士の易占いと法則をご紹介いたします。


『マーフィーの法則』という本をご存じですか? 1993年ASCII(アスキー)という出版社から刊行された本で、大ベストセラーとなりました。このマーフィーの法則、いかにも自己啓発的な印象がつきまといますが、実は理屈としては東洋の「易占い」をベースにしているのです。ここで詳しく見ていきましょう。

マーフィーとは?そしてマーフィーの法則とは?

『Spicomi』より引用
(画像=『Spicomi』より引用)

マーフィー博士の本名は、ジョセフ・マーフィー。アイルランド出身の宗教者、著述家で、神学、法学、哲学、薬理学、化学の博士号をもっています。精神法則に関する世界最高の講演者の一人といわれており、多数の著書を執筆しました。没年は1981年。

マーフィー博士は、中国で4000年の歴史をもつ「易占い」にたいへんな関心を寄せ、『Secrets Of The I -Ching』(邦題:易の秘密)という本を著したほどです。マーフィー博士が易占いに興味を抱いたのは、「易占いの結果とは私たちの潜在意識のからのメッセージ、回答である」ことに気づいたからです。

易占いというとスピリチュアル的なもの、オカルト的なものというややうさんくさいイメージがつきまといますが、この点につきマーフィー博士は、「社会や宗教ができるよりももっと前から存在していたもので、宇宙の法則や真理に通じるものである」という意見を述べています。マーフィー博士の易へのアプローチは、吉凶や当たり外れだけを目的とした「占い」ではなく、もっと哲学的な視点からなされたものなのです。

マーフィー博士が考案した「コインを使った易占い」

『Spicomi』より引用
(画像=『Spicomi』より引用)

1993年『マーフィーの法則』の大ヒットを受けて、さまざまな“マーフィー本”が世に出されました。最近でも類似の本が出ているところからも、マーフィー本は一時のブームを超えて日本人にもおなじみのものになった感があります。

並み居る類書の中で、『マーフィー博士の易占い 運命が不思議なほどわかる本』という本が三笠書房から出ています。サイズは文庫判とコンパクトなのですが、内容が充実しておりわかりやすいので、最初の1冊にはおすすめです。ちなみに、初出は「知的生き方文庫」というレーベルから出され、「王様文庫」に変わったとい来歴があります。ベストセラーでもありながらかなりのロングセラーです。

この本では、コインを使った易占いの方法と、64通りの読み解き方を解説してくれているので、実用面からも役立ちます。

この本では、コイン3枚を使った易占いのやりかたが解説されていますが少々難解なので、筆者がおすすめの方法をお教えします。

占い方

  1. コインを1枚用意します。
  2. コインを手の中で振って混ぜ合わせ、サイコロを投げるようなイメージでテーブルの上に投げます。
  3. コインの表裏を見ます。表が出たら ―(横棒1本) 裏が出たら - -(真ん中が割れた横棒)を紙にメモします。
  4. 1~3の手順を6回繰り返し、3の棒を下から上に積み上げます。
【例】
6投目 裏 - -
5投目 表 ―
4投目 裏 - -
3投目 裏 - -
2投目 裏 - -
1投目 裏 - -
『Spicomi』より引用
(画像=『Spicomi』より引用)

例のように出た場合、該当する形を次の表の中から探し、「水地比(すいちひ)」となります。

『Spicomi』より引用
(画像=『Spicomi』より引用)

占いテーマの立て方

まず、自分にとって重大なものをテーマとします。逆に、芸能人の誰と誰がつき合っているかなど、自分に関係の薄い内容は占いが当たりにくいです。また、占うテーマについては、できるだけ具体的で肯定的なテーマで問いかけるようにしましょう。そうすると、答えが得られやすくなります。

たとえば、会社の人間関係で悩んでいる人が「嫌いな上司がどこかに飛ばされないか」や、「ライバルの足を引っ張るにはどうすればいいか」などといった、後ろ向きの質問は好ましくありません。なるべく、占うテーマは自分の問題に寄せること、それから自分の心がけや努力で現状を打破するための方針を知るためのものにするべきです。具体的には、「何をすれば自分のがんばり認めてもらえるか」「ライバルに勝つためにどのような努力をすればいいか」などです。