女性なら誰でも気になる婦人科系の病気。最近では北斗晶さんが乳がんであることを告白され、話題になりました。婦人科系の病気になるリスクは遺伝などの要因があると言われていますが、普段の食事を意識することで予防につながることもあります。そこで今回は、婦人科系の病気や生理痛の予防・改善に役立つ食品をご紹介します。

著者名

【企画・執筆】株式会社 asken 執行役員 管理栄養士 道江 美貴子

女子栄養大学栄養学部卒業後、グリーンハウス(100%出資親会社)に入社。これまで100社以上の企業で健康アドバイザーを務める。2007年、「あすけん」の立ち上げに参画し、企画・コンテンツ制作・開発管理などに携わる。現在、あすけん事業統括責任者。 著書「なぜあの人は、夜中にラーメン食べても太らないのか?」(クロスメディア・パブリッシング)など

乳がんの予防に効く食品とは……?
→【1】大豆製品(納豆・豆腐・豆乳など)

管理栄養士が伝授! 乳がん予防やPMS・生理痛の改善に役立つ食品【管理栄養士監修】
(画像=『Woman type』より引用)

納豆・豆腐・豆乳などの大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン」は、乳がんの予防に有効であるという報告があります。イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをし、ホルモンバランスを整えます。また、大豆製品は骨粗しょう症や更年期障害などの病気予防にも効果が期待できます。

→【2】緑黄色野菜

管理栄養士が伝授! 乳がん予防やPMS・生理痛の改善に役立つ食品【管理栄養士監修】
(画像=『Woman type』より引用)

緑黄色野菜の摂取が乳がんのリスクを低下させるという、アメリカの研究報告があります。注目されている成分は、緑黄色野菜の色素成分であるカロチノイド。カロチノイドは、トマトやカボチャ、ホウレン草などの色の濃い野菜やオレンジやみかんなどに多く含まれていす。乳がん予防だけでなく、美容面やその他の健康面でも良い効果が多いため、普段から意識的に緑黄色野菜を摂取するように意識してほしいと思います。