縁結びのパワースポットとして人気の神社や、女性の願いを叶える神社など、恋愛運や結婚運アップ、新たな出会いを求めたいときに訪れたい、中国地方でおすすめの縁結びのご利益がある神社をご紹介します。
1.嚴島神社（広島）
1996年12月に世界遺産に登録された嚴島神社。瀬戸内海にそびえたつ大鳥居は宮島のシンボルとなっており、この美しい景色は宮城県の松島、京都府の天橋立と並んで日本三景のひとつに数えられています。
海の女神、市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命が祀られており、航海安全、交通安全、家内安全、試験合格、商売繁盛のほか、縁結びにもご利益が。女子旅やデートで訪れる人も多い神社です。
2.出雲大社（島根）
縁結びの神・福の神として名高い出雲大社。日本最古の歴史書『古事記』に記されているほど歴史がある社で、旧暦10月の神在月には全国の神々が集まる場所とされています。御本殿は、大社造と呼ばれる日本最古の神社建築様式で建てられたもの。1952年に国宝に指定されています。
ご祭神は、縁結びの神様「大国主神（おおくにぬしのかみ）」。男女の縁だけではなく、この世のあらゆる縁を司る神様とされています。本殿をお参りした後、反時計回りに進んで各ご社殿を周るというのが正式な参拝順序です。
お参りの作法は「二礼、四拍手、一礼」。昔は高貴な人の前では手を打って敬意を表したため、古くからの祭式が残る出雲大社では、拍手の回数が多いそうです。
また因幡の素兎（いなばのしろうさぎ）にちなんで境内の各所にうさぎの像が佇んでいるので、あちこちにいるうさぎ探しも楽しんでみてください。
3.元乃隅神社（山口）
2015年にアメリカのニュース専門放送局CNNによって、「日本の最も美しい場所31選」のひとつに選ばれたことから、世界的に有名になった元乃隅神社。123基もの朱色の鳥居が日本海へ向かって連なる光景は美しく、インスタ映えするとしてSNSを賑わせています。
2019年1月1日に、名前を覚えてもらいやすくするため「元乃隅稲成神社」から「元乃隅神社」へ名称が変更になりました。
ご利益は、商売繁盛、大漁、海上安全のほか、縁結びや子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就など。境内にある高さ約6mの大鳥居の上には賽銭箱が設置されており、賽銭を投げ入れられると願いが叶うと言い伝えられています。