『グレイテスト・ショーマン』『グレイテスト・ショーマン』

ヒュー・ジャックマンが、自身のヒット作『グレイテスト・ショーマン』の続編について言及し、話題となっている。

2017年に公開された『グレイテスト・ショーマン』は、有名な興行師P・T・バーナムの生涯を描いた伝記ミュージカル映画である。本作はアカデミー賞、グラミー賞2部門、ゴールデングローブ賞3部門にノミネートされ、本作の最も印象的な楽曲「This Is Me」はゴールデングローブ賞のオリジナル楽曲賞を受賞した。

『グレイテスト・ショーマン』は全世界で4億3500万ドルの興行収入を記録し、ミュージカル映画としては歴代3位となったが、批評家からの反応はさまざまだった。キャッチーな音楽と見事な映像美を絶賛する声もあれば、そうでない声もあった。『グレイテスト・ショーマン』に対する大きな否定的な反応は、この映画がバーナムの生涯の物語を単純化しすぎて、伝記映画をより陳腐なものに変えてしまったというものだった。しかし、『グレイテスト・ショーマン』は熱心なファンを増やし、多くのファンが続編の可能性でジャックマンがバーナム役に戻ることを熱望しており、ジャックマン自身もこのキャラクターへの復帰に前向きであることを表明している。

そんな中、Varietyのインタビューで、ジャックマンは『グレイテスト・ショーマン2』についての近況を報告した。ジャックマンは、「チャンスはいつでもある。でも、まだ計画も脚本もないんだ」とコメント。『グレイテスト・ショーマン』に続編が作られる可能性は「常にある」としながらも、まだ計画はなく、脚本の候補さえもないと語った。

2019年、本作の監督マイケル・グレイシーは、本作の続編を作ることについて議論が開かれていると語り、「今まさに取り組んでいるところだ 」と言及。ジャックマンと共演者ミシェル・ウィリアムズも以前、続編の可能性がある作品への復帰に興味を示しており、ジャックマンは2019年に 「確実に参加したい」と発言していた。そこからあまり進展はしていなかったようだ。現在は脚本もまだない状態だが、続編が実現する可能性はゼロではないと願いたい。