オンラインカジノの世界で実際に起きた詐欺事件を題材にした映画『ランナー・ランナー』は、レオナルド・ディカプリオが制作に携わったことでも話題になった作品です。この記事では映画『ランナー・ランナー』のキャストやあらすじ、見どころなどを紹介します。ハラハラできる面白い作品に出会いたい方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
映画『ランナー・ランナー』の作品情報
映画『ランナー・ランナー』は、2013年製作のアメリカ映画です。レオナルド・ディカプリオが制作に携わり、ブラッド・ファーマンが監督を務めました。アメリカギャンブル業界に衝撃の走ったオンラインカジノ不正事件を題材にしたものです。
オンラインポーカーサイトで起きた事件の実話?
映画『ランナー・ランナー』は、オンラインカジノで起きたポーカーの不正事件を元ネタにしたものですが、その背景にはアメリカ国内で2012年、日本に先駆けオンラインカジノが合法になったという事実があります。
映画の公式サイトでは「日本におけるカジノの未来」と題されたコラムも配されるなど、現在では日本においても他人事とはいえない題材を扱った映画であることがわかります。
元ネタになった事件は、2008年にオンラインポーカーサイト「アルティメットベット」で起こりました。経営関係者が内部告発し、FBIによる報道規制がなされているという噂もでるという一大詐欺事件であり、まさに映画のような出来事でした。
これから先、日本でも家事の合法化案が決議されることは十分に考えられます。それにあたり前もって整備しておかなくてはならない課題が多いことを、この映画は反面教師として教えてくれます。
映画『ランナー・ランナー』の主要キャスト
映画『ランナー・ランナー』には様々なキャストが登場します。ここからは、映画『ランナー・ランナー』に出演するキャストと、それぞれの演じる役柄をご紹介します。
キャスト①ジャスティン・ティンバーレイク/リッチー・ファースト役
リッチー・ファーストを演じるのはジャスティン・ティンバーレイクです。11歳でオーディション番組に出演したのを機に芸能活動をスタートし、1998年には「*NSYNC(イン・シンク)」というグループでアルバムデビューしています。
2002年にはソロとしてデビューし、2004年からは俳優としての活動も始めました。アニメ「トロールズ」では、声優と音楽プロデュースに携わり、自身の歌う主題歌「Can’t Stop The Feeling!」は第89回アカデミー主題歌賞にノミネートされました。
キャスト②ベン・アフレック/アイヴァン・ブロック役
アイヴァン・ブロックを演じたのはベン・アフレックです。1997年『チェイシング・エイミー』で台頭し、マット・デイモンと共に脚本を手がけ出演もした『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で世界的に有名になります。
1998年『アルマゲドン』、2000年『レインディア・ゲーム』、2001年『パール・ハーバー』と数々の大作で主演を務め、2007年には『ゴーン・ベイビー・ゴーン』で長編監督としての活動を始めています。
キャスト③ジェマ・アータートン/レベッカ・シャフラン役
レベッカ・シャフランを演じたのはジェマ・アータートンです。2007年、王立演劇アカデミーを卒業すると共に「聖トリニアンズ女学院」で映画デビューしました。2008年、「007 慰めの報酬」にてボンドガールに選ばれ、話題になります。
その後アクション映画を中心にヒロインとして活躍し、ヒューマンコメディーやSF、スリラーなどあらゆるジャンルで人気を博すようになります。
近年では、2016年のドラマ「人生はシネマティック!」で主演を務めたほか、2020年「キングスマン ファースト・エージェント」にも出演しています。
キャスト④アンソニー・マッキー/シェイバース捜査官役
シェイバース捜査官を演じたのはアンソニー・マッキーです。舞台役者としてデビューし、ラッパーのエミネムによる自伝映画「8 Mile」でスクリーンデビューしています。
その後スパイク・リー監督『セレブの種』、クリント・イーストウッド監督『ミリオンダラー・ベイビー』、ジョナサン・デミ監督作『クライシス・オブ・アメリカ』など数々の話題作に出演しています。
キャスト⑤ジョン・ハード/ハリー・フュルスト役
ハリー・フュルストを演じたのはジョン・ハードです。『ホーム・アローン』で主人公ケビンの父親役を演じた俳優として知られ、『ビッグ』ではトム・ハンクスの同僚役を演じています。
また、テレビドラマ「CSI:マイアミ」「プリズン・ブレイク」「バトルスター・ギャラクティカ」などに出演しています。2017年7月、カリフォルニア州のホテルで亡くなっているのが発見されました。