【独り言がうるさい人】心理と原因③1人でいる事が多い

「一人暮らしだと独り言が増えるんだよねー」なんてよく言いますが、その通りで、人は誰か話相手がいないと独り言を言い始めることがあります。

例えば何かあったときに、そばに人がいれば「これどう思う?」とか「これ壊れてるよ」なんて言えますが、一人では何か考えたとき、感じたとき誰も受け止めてくれる人がいないので、独り言を言わなければ心の中にどんどん感情が溜まっていきます。

独り言がうるさい人の心理・原因と対処法!【職場の迷惑行為】
(画像=pixabay Photo byDanaTentis、『Lovely』より引用)

しかし独り言を言うだけで、なんとなく自分のうちにある感情が外に吐き出され、一種のストレス解消になるようです。

テレビを見て一人突っ込みをするのと同じ。独り言だとしても、思ったことは外に出す方が健康的だという事でしょう。バランスが取れるようです。

【独り言がうるさい人】心理と原因④鬱

独り言には問題のない独り言と、病気のサインである場合があります。病気が原因だと独り言を言っていても、本人はおそらく気づきません。

鬱病の人は生気がなくなり、ボンヤリしています。話しかけても反応が遅かったり、表情がなくなっていくと鬱病のサインかもしれません。鬱病になると感情を処理する事ができず、気づかないうちに声に出ているという事があるようです。

【独り言がうるさい人】心理と原因⑤統合失調症

鬱病と間違われる事もありますが。統合失調症の人も独り言が多いのが特徴的です。統合失調症に独り言が多いのは幻覚や幻聴が見えるからです。

統合失調症の人は独り言というよりも、見えている幻聴や幻覚に対して反応しているので、本人は一人で話をしている自覚はないでしょう。

むしろ人と話している感覚で独り言を言っているはずです。

独り言がうるさい人の心理・原因と対処法!【職場の迷惑行為】
(画像=pixabay Photo byEngin_Akyurt、『Lovely』より引用)

統合失調症とは

統合失調症は、昔は精神分裂症という名前でした。何らかの原因で脳の機能がうまく働かなくなり、実際には起きていない事が見えるようになったり(妄想・幻覚)、常にだれかに狙われているというような強迫観念が強く現れる病気です。

統合失調症を治療せずに放っておくと、誰かに狙われている、頭の中で「殺せ」という声がした...など犯罪につながる場合もあります。統合失調症と鬱病は似ていますが、治療法が違うため専門医の診断が不可欠です。

【独り言がうるさい人】心理と原因⑥痴呆

痴呆が原因で独り言が多い場合もあります。ただ、職場での独り言という点では一般的に「地方になる年齢」ではないため気づかれにくい事があります。

しかし若年性認知症といって今まで考えられてきた痴呆が起こる年齢よりもぐっと若い年齢の人から症状が出る場合があります。

若年性認知症はアルツハイマー型が多く、40代でも発症しますが、本人も周りもまさかこんな年齢でアルツハイマーになるとは思わないので、何かがおかしいとモヤモヤしながら生活している場合が多いようです。

また、栄養失調も痴呆症の原因になります。例えばビタミンB12欠乏症は脳内酸素濃度が薄くなり、記憶力を著しく低下させます。

職場で仕事をしている人がまさか認知症だとは思わないかもしれませんが、若い人でもリスクがあることは覚えておきましょう。、