会場を盛り上げる女性らしい気配りのポイントは?

(写真=Rawpixel.com/Shutterstock.com)

いいお店を見つけて日程も決め、予約を入れるなど事前準備を無事に済ませたら、いよいよ当日です。

当日の進行

始まるまでは受付を担当します。社外の人など会費の徴収が済んでいない人は、会場に入ってすぐにお金を受け取ります。会が始まったら司会です。乾杯やあいさつ、余興を終了時間までに終わるよう進行していきます。ひとりが不安なら男性の同僚と一緒にマイクを握るといいかもしれません。当日は会場やお店の前に案内係の担当者を置いたり、会社から会場まで先導していったりするのも一案です。

こうした気遣いの積み重ねが名幹事を印象づけます。会場への支払いも幹事の仕事です。お金をしっかり管理するため、飲みすぎなどには注意が必要です。

2次会のセッティング

参加者同士のコミュニケーションをさらに活性化させるのが2次会です。自由参加のことが多く当日まで参加人数は分かりませんが、座席の増減がしやすく、1次会の会場から近いお店にあらかじめ予約を入れて柔軟に対応しましょう。

さらに当日、以下のような細かい配慮をプラスすることで女性らしさをアピールできます。

  • セクハラ、パワハラ、アルハラを見つけたら「さりげなく」間に入って仲裁をする
  • 会話に参加していない人がいたら「自然体」で話しかけて、話の輪の中に誘導する
  • 気分が悪くなってしまった人や泥酔者を見つけたら「そっと」メイクルームに誘導する
  • 空きそうなグラスを見つけたらなくなる前に「素早く」注文を聞く この「さりげなく」「そっと」などカッコの中が、女性らしいと感じてもらえるポイントです。意識して行いましょう。

    お開きのタイミングも大事!

(写真=Jet Cat Studio/Shutterstock.com)

お開きのタイミングもしっかり見極めましょう。たとえ、宴もたけなわ、参加者が盛り上がっていても、ラストオーダーの時間になったら「あと○分で移動です!」と声をかけて、お開きのタイミングを知らせます。予定時間をきっちり守ることで、時間管理能力の高さもアピールできるでしょう。

お開きになった後は、2次会の会場への誘導は後輩に任せ、最後まで会場に残って忘れ物をチェックしましょう。さらに、主役がプレゼントや花束などで手荷物が増えた場合、タクシーの手配も検討するとベストです。

“がんばっています”感は出さない 最大のポイントは「笑顔」

(写真=TierneyMJ/Shutterstock.com)

最後に注意点です。これらの進行に関していかにも「がんばっています!」という雰囲気をかもし出さないことが肝心です。たとえ、時間や手間をかけて準備したとしても、「私、がんばっているでしょ?」というアピールはしないほうが無難といえます。自分自身も歓送迎会を楽しみながら、常に“笑顔”で明るく対応することが、女性らしく、良い印象を与えられると念頭に置いておきましょう。

文・あさみず美保(日常系ライター)

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