「はじめてのおつかい」は、お話を楽しむだけでなくイラストにも楽しめる工夫がされているのをご存じですか? 5歳の女の子が頑張っておつかいに行く姿に、心をうたれる作品です。子供から大人まで、長年愛される「はじめてのおつかい」の絵本の魅力を紹介します。

「はじめてのおつかい」の絵本とは?

「はじめてのおつかい」絵本の魅力は? あらすじや感想、絵探しなど
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

1977年4月に福音館書店から発売された「はじめてのおつかい」は、筒井頼子さん(作)、林明子さん(絵)の作品です。パパママ世代で読んだことがある人も多いでしょうか。

「はじめてのおつかい」の絵本は、パパママが子供に読んであげるなら3歳から、子供が自分で読むなら小学校低学年頃からが適した時期と言えるでしょう。文字が読めるなら幼稚園年長からでも1人で読み楽しむことはできますよ。

「はじめてのおつかい」の絵本は、「Miki’s First Errand」という題名で英語版が出版されているベストセラー作品です。

「はじめてのおつかい」のあらすじは?

「はじめてのおつかい」絵本の魅力は? あらすじや感想、絵探しなど
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

物語は5歳のみいちゃんがママにおつかいを頼まれるところから始まります。ママに頼まれた牛乳を買いに行く間、小さなみいちゃんにはたくさんの試練が起こります。

自転車にベルを鳴らされてドキッとしたり転んだり、大きな声で大人に声をかけられなかったり、子供の心境がよくわかります。最初のページのみいちゃんの顔とおつかいを無事終えた後の顔が同じ日のはずなのに違って見えるのも、おつかいを経てみいちゃんが成長したからでしょうか。小さな女の子の頑張る姿にグッとくる作品です。

「はじめてのおつかい」は絵探しも楽しいって知ってる?

「はじめてのおつかい」絵本の魅力は? あらすじや感想、絵探しなど
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

絵本の醍醐味は絵の隅々にまで物語があることです。「はじめてのおつかい」を初め筒井頼子さんと林明子さんの本には小さな「くすっ」がたくさん隠されています。

例えばみいちゃんの家のポストには「尾藤三」と書かれています。これは「おとうさん」と読めますよね。絵本の中には出てこなかったお父さんを意味しているのでは? と想像することができます。また、通りの掲示板には迷子の猫のポスターが貼ってあり、その迷子猫が他のページに隠れています。「はじめてのおつかい」は、何度読んでも楽しめる工夫がいっぱいです。

作者である「筒井さん」「はやしあきこさん」の名前も絵本に隠されているので、ぜひ探してみてくださいね。