近年、女性の間でもますます人気が高まってきたサウナ。サウナで頭も心もすっきりさせて、「ととのう」ことにはまっている人も多いのでは?
しかし、仕事が忙しいときには、なかなかサウナに行けなくなってしまうもの。そんなときにおすすめなのが、自宅でできる「ウチととのい入浴法」だ。
サウナに行ったときに得られる「ととのう」感覚を自宅で再現する方法について、日本サウナ学会代表で医師の加藤容崇さんに教えてもらった。

【お話を聞いた人】
日本サウナ学会代表理事
医師・医学博士
加藤容崇先生
日本サウナ学会代表理事、医師・医学博士 専門は癌ゲノム医療と癌研究。予防医療の重要性から、第二の専門として、サウナをはじめとする世界中の健康習慣を最新の科学で解析し、発信していく「日本サウナ学会」を設立し、代表理事として活動している。
お家でととのう! ウチととのい入浴法
「ウチととのい入浴法」のやり方は簡単。自宅のお風呂で「湯船につかる→水シャワー→休憩」のサイクルを(1)~(5)の手順で繰り返すことで、サウナに行ったときに得られる「ととのう」状態を再現することができる。

(画像=『Woman type』より引用)
(1)初めに、お風呂をいつもより約2~3℃高めの温度に設定する
(2)湯船には15分~20分間を目安につかる。炭酸系の入浴剤を使い、体を温めやすくするのも効果的
(3)水シャワーを20~30秒程度あびる。水温は17~18℃程度を推奨
(4)電気を消した脱衣所で目を閉じ、約2分間横になる
(5)(2)~(4)のサイクルを2~3セット繰り返す
※お風呂の温度を上げること、水シャワーの温度を下げることは体への負担が大きくなる。自分の体調に合わせて温度を調節し、少しずつ体を慣らした後で行うとよい
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