石垣島で受けられる移住支援制度について

石垣島の移住を失敗しないために|移住の現実や対策を紹介します
(画像=『移住支援.com』より引用)

石垣島で受けられる移住支援制度は、本土の支援制度とは少し変わってきます。移住地として人気のある沖縄県では、移住支援金の交付が無いなど厳しい面もあります。その一方で、離島ならではの支援もあるので有効に活用することが、石垣島での安定した生活には欠かせません。

​​子育て支援

石垣島には、子育て支援として「児童手当」があります。0歳から3歳までは1人当たり1万5千円が支給され、3歳から小学校修了までは第一子と第二子は1万円が、第三子以降は1万5千円の支給がありますし、中学生以上は一律1万円が支給されます。ただ、支給されるには所得制限があります。所得制限は子供の人数によって変わりますし、もし所得が制限以上の場合でも児童1人当たり5千円の支給があります。また、独身で石垣島に移住した方に対して石垣市が中心となって婚活イベントも開催しています。

離島住民カード

石垣島の生活で便利なのが「沖縄県離島住民割引運賃カード」です。
これは、石垣島から沖縄本島や宮古島、与那国島に行く際にかかる航空運賃を離島住民運賃で購入することができるカードです。格安の料金で他の沖縄の島めぐりが出来ると好評です。石垣市に住民票を移している方限定で、航空運賃が約4割軽減される優れもの。石垣島に移住した際には、必ず発行しておきたいカードです。

空きバンク

石垣島は移住者に人気の地域ですので、一軒家に住みたいと思っても条件にあった物件がすぐに見つかるとは限りません。そこで「空き家バンク」の活用をおすすめします。石垣市の「空き家バンク」は石垣市移住・定住支援ポータルサイトに掲載されている物件を移住希望者に紹介してくれます。

現在では、物件情報の閲覧が登録なしで可能です。そして「空き家バンク」を活用すると、通常の不動産物件での引っ越しとは違い補助金が交付される場合があります。石垣市に家を持っている人を対象に「石垣市空き家バンク補助金」として、最大50万円ほど家の改修費用が補助されます。

そのため、少し経年劣化のある空き家でもリフォームして住むことが可能です。空き家バンクで物件を探せるのは石垣市に居住していない人だけでなく、石垣市外から転居してきて3年以内の人が対象です。つまり、一旦は石垣市のアパートなどに住み、3年以内に自分にあった一軒家を「空き家バンク」で探すという事も可能です。移住を考える人にとって、空き家バンクの活用は重要です。

移住体験

石垣島に移住を考えた時に、観光以外で訪れてみることが大切です。街の雰囲気や気候など実際に住んでみると、観光では分からない発見もあるので移住前に数日間でも生活してみることをおススメします。

そこで活用してほしいのが「移住体験モニターツアー」です。石垣島では、人材が不足する農業やマリン業、福祉関連などの業務を移住希望者が体験して、実際の生活イメージを持ってもらう取り組みを行っています。このツアーでは、移住前に石垣島に訪れることが出来るだけでなく、移住後の速やかな職業確保につながると高い評価を得ています。開催の予定など、石垣市に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。石垣島への移住は、天国の様な南国生活を連想させますが、実際には準備が必要です。島の文化や経済状況なども含め、観光ではなく定住の為の計画が重要です。
しっかりとした計画があれば、幸せな石垣島ライフも夢ではありません。


提供・移住支援.com

【こちらの記事も読まれています】
コンビニエンスストア店舗数の都道府県ランキング!コンビニエンスストアが多い地域はどこ?
持ち家比率の都道府県ランキング!一軒家に住みたい人におすすめの都道府県は?
車の普及台数が多い都道府県ランキング!田舎に移住したら車生活?車購入は必要?
【田舎暮らしをしたい!】地方移住をして農業を始めたい人向けの就農支援制度を紹介!人気の地域や仕事の見つけ方も
リタイア後に地方移住した夫婦の家計を公開!(50代・60代夫婦編)